【朝日連峰】高松沢

朝日連峰の秀渓。泳ぎと登攀が連続する。

見附川 高松沢 遡行記録

2024/10/05/06 1泊2日 曇り時々晴れ/曇り

メンバー:KC、他1名

グレード:上級

ポムチムと朝日でしっぽり男2人旅。

登山客で賑わう日暮沢小屋からスタート。日暮沢を登ってアプローチ。

癒しの美渓。

爆速でコルに到着。

反対側の沢を下降していく。ゴルジュ地形だが大きな滝は無く下りやすい。

懸垂一発で見附川に降り立つ。

見附川は水がとても澄んでいて美しい。

オバラメキ沢出合。入口だけ覗いてみることに。

いきなり20m級の滝が立ちはだかる。一体この先どうなっているのだろう。来年辺りに狙いたいところだ。

見附川に戻るとゴルジュ帯になる。ここは泳ぎか…。

ポムチムは必死のへつりで泳ぎを回避。

ゴルジュ帯が続く。

ずっとゴルジュ帯。これは来る季節を間違えたか?

渓相は一級品。極力濡れないように進む。

泳がざるを得ない場所もある。気合で突破。寒すぎる。

極めつけはこれ。高松沢出合前の淵だ。これも泳がねばならない。

男2人で悲鳴を上げながら泳ぐ!こんなに泳ぐ沢だったとは。

入りトウヌシ沢と高松沢の出合に到着。

入りトウヌシ沢は出合から豪快な滝がかかっている。

高松沢に入る。いきなり暗いゴルジュから始まる。

出合の12m滝は右から直登。寒すぎて手が悴む。

ガッツリゴルジュ系やん…。思ったのと違うぞ。ここは突っ張りで突破。

少し開けて明るいゴルジュが続く。

ここは泳いで右から。前半の核心部が始まる。

ここも泳ぎからの突っ張り。こんなのばっかり(笑)。

ここは左から。

10m滝はKCリードで突破。抜けがやや悪い。

再びゴルジュ現る。ラウンド2開始。

寒すぎてポムチムから笑顔が消えていく…。

ここも泳ぎからの突っ張り。夏なら最高なんだが…。ここでミニゴルジュ帯終わり。

ようやく落ち着いた。

ここは右巻き。

素晴らしい渓相。名渓であることに間違いはない。我々が来る季節を誤っただけだ。

ゴルジュ状を進むと…。

ハイライトの大滝出現。いやー素晴らしい!しかもまだまだ上に続いている。下段は左から登る。

中段のナメ滝は右からヌメりに気を付けて登る。

上段は左から巻き気味に。この区間は本当にエクセレント!爽快すぎる。

ようやくポムチムに笑顔が戻った。

まだまだ続く連瀑帯。

連瀑が終わると一気に平凡になる。

ここから後半の核心部。最初の8m滝はどちらからでも巻ける。

城壁のように立ち塞がる滝。ここが後半の核心だ。

ここのカンテがヌメヌメでスリリング。

ここはポムチムリードで突破。タワシ必携。

まだまだ終わらない。再びゴルジュに変化。

一見悪そうな滝が多いが、近づいてみると何とかなる。この上の5m滝を巻いて滝場は終わる。

ようやく平和な渓相になった。時間的に1day出来そうだが…。

せっかく泊まり装備で来たので適当な所を見つけて本日の行動終了。焚火はあまり出来なかったが、寒さも気にならず熟睡できた。

翌朝は濃霧の中スタート。あとは詰め上がるだけの消化試合。

小滝を越えて標高を上げて行く。

源頭部は晴れていればとても綺麗なのだろう。

登山道に合流。

ここから長い下山の始まり。

朝日は紅葉最盛期。ガスガスで展望が無いのが少し残念。

終盤でようやくガスが晴れてきた。快適な縦走路を経て駐車場に帰還。

総評

ゴルジュと連瀑が絶妙な間隔で出てきて、辛すぎず緩すぎないバランスの良い沢だ。出てくる滝がほとんど直登出来るのもGOOD。水に浸かる場面が多いので夏の暑い時期に行くと爽快な遡行が出来るはず。

おすすめ度:

コースタイム

1日目
駐車場6:00-見附川8:00-高松沢出合9:20-C1 13:30

2日目
C1 6:40-登山道7:50-駐車場12:50

装備

ラバーソール靴、40mロープ

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