蔵王を代表する名渓。
名乗沢 小屋の沢 遡行記録
2025/06/29 日帰り 晴れ
メンバー:KC、他1名
グレード:中級
昨日の八方沢で疲労が限界突破し、クズミン邸で爆睡。今日は大人しく帰ろうかと悩んだが、天気が休ませてくれない。出来るだけ疲労を減らすために車2台作戦で蔵王の人気沢、小屋の沢へと向かう。
林道は崩壊気味だが、かなり奥まで車で入れる。そこから出合までは地形図の林道マークを辿るが、完全に自然に還っていて不明瞭。一部崩壊している場所もあって、苦労しながら出合に着いた。
早速綺麗な滝がお出迎え。
いきなりの美渓具合に感動。
ゴルジュは泳ぐ。右のスラブに残置ロープがあるらしいが、泳いだ方が早い。
ここは巻いたかな。
さすが名渓。ゴルジュ地形に途切れることなく滝がかかる。
8m滝は右岸巻き。
見事な15m滝は左岸巻き。
5m~10mクラスの滝が連続。
どんどん登る。
ここは右から。
これは左巻き。
手頃な滝が続いて快適。
ちょい悪の滝もあるよ。
ここ最近メキメキ強くなっているクズミンは直登主義。ここは5秒くらいで諦めていたけど。
ハイライトの40m大滝。
右の乾いたところを適当に登るが、意外と滑ってヒヤヒヤ…。ヌメリでもないこの絶妙にフリクションが利かない感じは何なのか。慎重に登って上部は巻いて落ち口へ。
その後も小滝が続いて夢中で登っていると登山道に抜けた。クマに遭遇しつつ、人がいない登山道を歩いて峩々温泉へと下山。
総評
手頃な滝が絶え間なく続き、蔵王の名渓と呼ばれるのも納得。泊まりの記録が多いが、早出すれば十分日帰り可能。蔵王の沢に行くなら、まずはこの沢から手を出してみよう。
おすすめ度:
コースタイム
駐車スペース6:20-入渓6:40-40m大滝9:30-登山道11:00-峩々温泉12:30
装備
ラバーソール靴、30mロープ
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