名前の通り、滝が連続する爽快な沢。
奥只見 中ノ岐沢滝沢~花降沢下降 遡行記録
2024/10/02 日帰り 晴れ
メンバー:KC、他1名
遡行グレード:中級
中澤さんを誘ってまだ未遡行だった滝沢へ。通常は泊まりで行くのが一般的だが、今回は荷物を軽くして日帰り。
真夜中に中澤邸に集合して移動。暗闇の中出発する。
出合に着く頃にはすっかり明るくなり、綺麗なナメからスタート。
ナメ系の滝が続く。
いきなりの美渓具合にテンションが上がる。
やっぱり越後ですなぁ。
快適。
出合からずっとナメか滝が続く。
40m滝出現。右から巻いて途中から滝の上部に出る。
滝上の渓相も素晴らしい。
ゴルジュっぽくなってきた。
水に浸かりたくねぇ~と言いつつも我慢して取り付く。
ゴルジュを抜けると30m滝。念のためロープを出して登る。草がホールドを隠していて意外と悪い。
またゴルジュ。。中澤さんは必死にへつってクリアしたが、KCはドボンして泳ぐハメになった。
次は20m滝。ここもロープを出して左から登る。上部はレイバックっぽいムーブになった気がする。
まだまだ滝は終わらない。
たまに緩い滝も出てきて緩急が素晴らしい。
癒しのナメを進む。
次は30m滝。まだこんなにデカい滝が出てくるんかと驚き。
左から巻き気味に登って上部で流心に出る。高度感アリ。
明るく開けてきた。いや~素晴らしいの一言。
日向ぼっこ。
20m滝は左からシャワクラで。滝ラッシュが終わらない。
これは左から小さく巻いた。
滝場終了。渇水気味。
本流には進まず、左のスラブが展開されている沢に入る。
前半は傾斜のある岩壁だが…。
途中から快適なスラブに変貌。もう少し水があればさらに最高。
振り返る。落ちたら出合までジェットコースター。
いよいよ終わりの雰囲気。
co1687上の緩い尾根に出た。猛烈な藪。
花降沢を下降して行く。
いきなりデカい滝が出てきて懸垂。ここでATC紛失!クソ!
デカいナメ滝は頑張ってクライムダウン。
美しい…。遡行するならこの沢のハイライトとなる場所かな。
それにしても滝が多い。
ATCが無いので仕方なくムンターで懸垂。
ゴルジュっぽい場所もある。花降沢は遡行の方が楽しそうだ。
灰ノ又沢との出合に到着。
黙々と灰ノ又沢を下降。意外とゴルジュ系。
最後のゴルジュにかかる滝。
無事に橋に戻ってきた。
総評
出合から滝が凝縮されていて飽きない。THE越後と言った感じの明るく美しい渓相が素晴らしい。
結構登攀系なので荷物を軽くして日帰りで抜けるのがベストだと思う。花降沢は滝が多く、懸垂をたくさん強いられるため、捨て縄は多めに持参すると良い。
おすすめ度:
コースタイム
雨池橋5:00-滝沢出合5:30-中間尾根10:20-花降沢出合13:30-灰ノ又沢出合14:30-雨池橋15:20
装備
ラバーソール靴、50mロープ、ハーケン、カム
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