北ア屈指の癒し系ルート。
高原川 沢上谷 遡行記録
2025/06/04 日帰り 晴れ
メンバー:KC、他1名
グレード:初心
マサと予定を合わせて鈴鹿で大滝祭の予定だったが、鈴鹿に前入りした直後にマサから体調不良で厳しいです…。との連絡が来る。
マジ!?と現地で唖然とするが、こればっかりは仕方がない。後半は来れそうとの事で独り時間を潰すことにする。
特に沢に入るわけでもなく、ダラダラと時間を潰し最終日にマサと合流。病み上がりなので、癒し系と評判の沢上谷へやってきた。
入渓するといきなり苔むしたナメが出てくる。
沢上谷の楽しみ方で定番とされているのは支流の滝巡り。我々もそれに倣うことにする。まずは五郎七郎滝を目指す。
ナメスラブ系の滝を何個か越えて行くと…。
絵画から切り取ったような美しいスラブ滝が現れる。これはすごい。しばし休憩して本流に戻る。
沢上谷の遡行を再開。前日の雨でやや濁り気味?
ナメを進む。
最高の癒し系。この後2本目の支流に入って岩洞滝を目指す。
しばらく平凡な沢を歩くと岩洞滝が現れる。これは凄い迫力!
人と比べるとこのデカさが分かるだろう。
再び本流に戻って遡行継続。
最後の滝鑑賞は本流にかかる蓑谷大滝!滑らかで美しい。ゆったりとランチタイムをした後、巻きに入る。
左岸を登って行くと岩壁の基部沿いに明瞭な巻き道。最後は残置ロープがある斜面を下って滝上に復帰した。
蓑谷大滝で見所終了かと思っていたが、ここからが沢上谷の真骨頂。ロングでビューティフルなナメゾーンが出てくる。
日が当たるとその美しさは倍増。これは素晴らしい。
本当は登攀系に行きたい病み上がりのマサも満足しているよう。
ナメが途切れる所に最後のスラブ滝。
残置ロープでゴボウして登る。ここで上から下ってきたガイドPTと遭遇。このスラブ滝を下ってまた登り返して帰るんだとか。
滝上は終わることのない永遠のナメ。
美渓、いや名渓確定!
最後の最後までナメが続いて林道に合流。しばらく歩いて駐車スペースに戻った。
総評
多くの沢ヤが訪れるだけあり渓相は非常に良い。歩くだけ&巻き道はかなり明瞭なので初心者におすすめ。豪雪で有名な北アの沢に分類されるが、比較的早い時期から入渓できるのもありがたい。
おすすめ度:
コースタイム
駐車スペース9:00-五郎七郎滝9:20-岩洞滝10:00-蓑谷大滝10:30-林道11:30-駐車スペース12:40
装備
ラバーソール靴、30mロープ
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