圧巻の大スラブを持つ谷川珠玉の1本。
谷川 鷹ノ巣C沢 遡行記録
2024/11/01 日帰り 晴れ
メンバー:KC、他2名
グレード:中級
貴重な平日休みの2人を捕まえて谷川の名渓へ。
谷川温泉駐車場から登山道を進み、鷹ノ巣C沢出合へ。先週ぶりの谷川。一気に気温が下がってすっかり晩秋の様相。
最初のスラブ。ここから鷹ノ巣C沢の大スラブ帯が始まる。
振り返る。
素晴らしいスラブに一同大歓声。
これは凄い。300mスラブとか言われているようだが、嘘ではなかったようだ。
圧巻の大スラブ。紅葉も相まって素晴らしい景観。
無限に続くスラブ。
谷川で一番長大なスラブではなかろうか。
振り返ると豪雪で磨かれた岩肌が美しく映える。
スラブ帯が終わると沢幅が狭まり連瀑帯へ突入。
快適登攀。
特大CS滝は右岸から巻く。
巻きも開けていて気持ちいい。
沢に戻ると水量が一気に減り源頭の雰囲気。
涸れた滝をグイグイ登る。
奥壁が見えてきた。沢よりもここの奥壁の処理が核心となっているようだ。
どこ登るんだこれ。とりあえず近づいてみる。
登りやすそうな場所を適当に登っていく。
途中から傾斜が出てきて高度感のある藪交じりの泥臭いクライムになる。露出感が凄くて後ろを振り返れない(笑)。
晩秋だからなのか、心なしか生えている草木も貧弱な気がする。
ヒーヒー言いながら稜線に飛び出した。俎嵓の少し右に出たようだ。ルートをミスったのか?予想よりも詰めが悪かった。
稜線からは登山道目指して踏み跡を進む。明瞭で歩きやすいが、先頭のS君が早すぎて死にそうになった。
登山道から俎嵓を望む。この後はスリッピーな中ゴー尾根を下りて駐車場に戻った。
総評
長大なスラブ帯は恐らく谷川の沢NO.1の規模。渓相は谷川の沢の中でもトップクラス。アプローチと下山は長いが、それでも訪れる価値はある。沢よりも詰めが難しい。高度感があるので慎重に登ろう。
おすすめ度:
コースタイム
駐車場6:00-鷹ノ巣C沢出合7:30-奥壁10:30-稜線11:10-登山道12:00-駐車場15:30
装備
ラバーソール靴、30mロープ
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