【朝日】根子川赤倉沢

朝日連峰入門ルート。

根子川 赤倉沢 遡行記録

2025/08/09-10 1泊2日 晴れ/雨

メンバー:KC、他1名

グレード:中級

今年のお盆も相変わらず天気がクソ。北海道まで逃げる案も出たが、まだマシそうな朝日の沢に的を絞る。当初予定していた東大鳥川はライブカメラで見る限り濁流で論外。まだ何とかなりそうな反対側の根子川へと向かった。

日暮沢小屋から出発。根子川に入渓すると濁流ではないものの大荒れ。

増水した沢を進む。

淵は濁っていて全く泳ぐ気になれない。

左岸を適当に巻きながら進んでいくと赤倉沢出合。

支流なので少しは水量がマシになるかと思いきや、まだまだ多い。というかこちらの方が濁流になっている…。

大きめの滝は登れず巻きに入る。

巻き降りても濁流!

ここも!開始早々心が折れてきた。

物凄いヒョングリが形成された滝。右から巻きに入るが、ゴルジュ地形で中々沢に戻れず…。

ようやく沢に戻ったら次は2段の豪快な滝。ここも手が出ない…。

沢に戻るとゴルジュ地形に小滝が連続する。

平水ならかなり楽しそうなのに…。

ここも本来ならかなり綺麗な区間だったであろう。

登っても登っても濁流!

水線を回避しての登りが続く。

天気は最高だが、全くクリーンにならない水。

奥にヤバそうな大滝出現。右岸から大高巻き。

沢に戻ると次は美しい2段の大滝。この大滝が実質、赤倉沢のフィナーレとなる。

写真を撮っていたら上部の雪渓が崩れたのか?急にドブ色になってきた。完全に無の境地に達する。

co1030二俣。もう右からエスケープして帰りたいが、せっかくなので本流筋を詰めることにする。

ここは右の藪リッジから。

滝場が終わると巨大雪渓出現。雪渓の上に乗って高度を稼いでいく。

雪渓地帯終了。そろそろテン場を見つけたいところ。

先に良いテン場が無さそうなので、雪渓ゾーンを越えた先で行動終了。精神的にクタクタになってしまい、2人ともお昼寝。
タープも張らずに爆睡していたら夜中に雨にやられてタープを被って一夜を過ごす。

翌朝は出発から雨。平凡なゴーロ沢を詰めて行く。

黙々と高度を稼ぐ。

草原に飛び出した。

虚無の稜線。長い下山をこなしてお盆初戦終了。来年からお盆は北海道かな…。

総評

内容的に朝日連峰の沢では手を出しやすいと思われる。平水であれば存分に美渓を味わえるだろう。

おすすめ度:

コースタイム

1日目
駐車場7:20-入渓8:00-赤倉沢出合9:00-co1030二俣12:30-C1 13:20

2日目
C1 5:50-登山道7:00-駐車場10:00

装備

ラバーソール靴、40mロープ

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