【魚沼】佐梨川灰の又沢

不快度Max!灼熱のマイナー沢登り。

佐梨川 灰の又沢 遡行記録

2025/07/31 日帰り 晴れ

メンバー:KC、他1名

グレード:初級

沢に行き過ぎて保菌したせいか、ここ一週間発熱してダウン…。週末の沢もCXLしてしばらく寝込む。ようやく動けるようになったこの日は足尾の無名沢で爽快クライミングのつもりだったが、移動するのが面倒になったのでH山君を呼び寄せて近場の沢に向かった。

入渓から大量のアブに集られてすでに発狂寸前。アブの吸血に弱い人なら3分で致死量に達するレベル。H山君も視界の1/3を覆うアブの群れにドン引き。真夏の越後の洗礼を浴びせておく。

小川を黙々と進むと北沢との二俣。アブの猛攻にめげて、そろそろ帰りましょうよ!と言ってくるのを期待していたが、終始ニコニコでアブの猛攻など全く気に留めていないH山君。強すぎワロタ。

しばらく平凡な沢を進むとようやく滝が出てくる。越後の沢と言えば、明るく開けたスラブの沢をイメージすると思うが、この沢は非常に暗くて爽快感の欠片もない。きっと佐梨川流域の沢は全てこんな感じなのだろう。

たまに綺麗な場所もあるが、概ね平凡。

5m以下の小滝がちょこちょこ出てくる。この滝は倒木利用で突破。

ここは左から。

5m滝は水流のない右から登る。

沢は倒木に覆いつくされて荒れ放題。ここは2段12m滝。

上段は悪そうなので右から巻く。ここも地味に悪い。

10m滝は水線が行けそう。

シャワーを浴びながら直登。

詰める沢を間違えて変な沢に迷い込んだ。この滝を巻いた所で沢に戻れず、そのままスチームサウナのような灼熱の中、延々と藪漕ぎを強いられた。

意識朦朧となりながらようやく枝折峠に続く登山道に抜けた。H山君に越後の沢の厳しさを分からせようと企んでいたが、KCが分からされてしまった。もうしばらく佐梨川には行きません。

総評

沢の悪い部分を詰め込んだような内容で非常に不快。爽快感ゼロの陰鬱な渓相、視界の1/3を覆うアブ、沢を埋め尽くす大量の倒木、滝の高さの割にクソ悪い巻き、灼熱の藪漕ぎetc…。全くおすすめしないが、美渓ばかり行っているイケイケ沢ヤをボコボコにするにはちょうど良い沢。(自分もボコボコにされる可能性はある)

おすすめ度:

コースタイム

駐車スペース9:30-北沢出合10:00-登山道13:20-枝折峠13:30

装備

ラバーソール靴、30mロープ

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