【葡萄山塊】さかな沢大滝

辺クラ界隈激アツの葡萄山塊で大滝登攀。

新保川 右岸支流(さかな沢) さかな沢大滝 遡行記録

2025/10/30 日帰り 晴れ

メンバー:KC、他2名

グレード:玄人

今シーズンはそろそろ沢納めかなと思っていた矢先、けんじりさんから沢のお誘いが。何個か候補が上がる中、以前に別PTと候補に上がって行かなかったと言う、新保川支流に決定。衛星写真では森に覆われ谷の様子は分からず、大滝があるのかさえ不明。保険として近場に転進先を準備して当日を迎える。

早朝の気温は何と3℃!もう沢登りが出来る気温ではない。全身ガチ装備で固めて出発する。新保川は無駄に綺麗。

co50から本流と分岐する支流に入る。

ゴルジュチックでトイ状の滝が連続。

意外と楽しい。

そこそこ悪い滝もある。

大滝までもう少し。登ったり巻いたりで進む。

そして姿を現した大滝!うおおおぉぉぉ、何だか微妙!(笑)。

全景。中間部はかなり立っているように見える。

途中までフリーソロ。手の感覚が無くなって辛い。

中間部からロープを出してクライムオン!じゃんけんで勝ったけんじりさんリード。見た目よりも悪いようでかなり苦労している。フォローで登ったら9割くらいの岩がグラグラしていてマジヤバ。人類が登っていい壁ではない。

5秒で手の感覚が消える中、漢の水線横断を決行するけんじりさん。結局厳しいようで右から登っていった。

最後は水線に戻って落ち口へ。意外とすんなり終了。

と思ったらまだ奥に40m級はありそうな大滝が…!

第2大滝40m。ここはマサリード。

軽快にロープを伸ばして落ち口へ。これで本当に大滝終了。

何個か滝を登って平流になったところで右岸尾根に詰め上がった。大滝は微妙だったけど沢は中々楽しめた。葡萄山塊は気になる沢がいくつかあるので、また訪れたいと思う。

総評

大滝はかなり微妙だが、沢自体はゴルジュ地形に直登出来る滝が多く、フリクションも抜群で楽しい。今回の沢の名は近くにあるco357のピークをもじって、さかな沢とした。みなさんも辺クラ界隈、激アツの村上市の沢へ足を運んでみては。

おすすめ度:

コースタイム

駐車スペース8:00-さかな沢大滝8:50-駐車スペース13:00

装備

ラバーソール靴、フラットソール、50mロープ、ハーケン、カム

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