【頚城】浅海川

無機質&ダークネスな頚城の沢。

中谷川 浅海川 遡行記録

2026/08/01-02 1泊2日 8/1-曇り 8/2-曇り

メンバー:KC、ポムチム

グレード:中級

ポムチムと久しぶりのサシ沢。全国的に天気が思わしくない中、選んだ行き先は頚城。新潟にはさまざまな山域があるが、頚城にはこれまであまり足を運んでこなかった。どこか暗い印象のある渓相が、足を遠ざけていたのだろうか。

そんな中、ポムチムセレクトで以前から候補に眠っていた浅海川へと出かける。

どんよりとした天気の中、出発。真夏なのに気温は低い。

入渓するとすぐに下部ゴルジュが始まる。黒々とした渓相がお出迎え。

左からシャワーを浴びて登る。

右から取り付き、左を直上。

1ポイント悪い。

ゴルジュ内にかかる絶望的な10m滝。右岸の泥壁から巻くが、普通に悪い。

ノーウェルカムな滝が次々と…。

コイツも全く手の付けようナシ!ゴルジュだが、樹林はかなり近くて巻きやすい。

登れる滝もたまに出てくる。

潮吹き滝。

ようやく登れる滝が出てきて、楽しくなったと思ったら…また登れない滝。

全くムリです。

この滝は頑張れば登れそう?でも明らかに労力に見合わないので、巻き巻き。

全くゴルジュに歓迎されず、気が付けば下部ゴルジュ終了。しばらく平凡な区間になる。

中部ゴルジュ始まる。

こちらは意外と登れる滝が多い!?

と思ったらダメだった。

これも…。

ここは簡単に巻けるが、イマイチ物足りないのでポムチムリードで登る。ホールドはウルイ。

中部ゴルジュ終了。再び平和な河原になる。

時間的に上部ゴルジュに入って、そのまま日帰りコースも行けそうだったが、せっかく来たので泊まる。睡眠不足だったので、たくさん眠れた。

翌日は晴れ予報だったが、生憎の曇り。この日は上部ゴルジュの突破から始まる。

入口の滝は左壁を登る。

ここは突っ張りで。

暗くて寒い!微妙な顔で登るポムチム(笑)。

河原になった。もしかして終わった!?

と思ったらここからが本番だった。

浅海川の核心部が始まる。

トリッキーなムーブで突破。

海川不動川を彷彿とさせるスゴイゴルジュ。

大きな釜と小滝が続く。

霧が濃くなってきた。他の惑星にいるみたいだ。

雪渓の破片が現れる。

まだまだ続くゴルジュ。

オブジェのような雪渓。

飛びます。

振り返るとこのゴルジュの異質さが分かるだろう。

出口の滝はスーパー開脚で突破。

上部ゴルジュ終了。

長い雪渓を歩く。

雪渓が途切れると滝。

晴れていれば美しいであろう3段の滝。

穏やかになった源頭部を歩く。

虚無。

最後は感動のナメ区間のはずなのに…。無念。

登山道に出た。すれ違う登山者に「沢、楽しかったですか?」と聞かれたが、素直にYESとは答えづらかった。帰りは麓の無料温泉に浸かって帰郷。

総評

温もりを一切感じさせない無機質な渓相をどう捉えるかは、遡行者次第。映える沢登りとは無縁の、ダークで泥臭いこの沢こそ、沢登りの本質なのかもしれない。頚城の沢の中では、比較的取っつきやすい部類だろう。マニアの方はぜひ。

おすすめ度:

コースタイム

1日目
駐車スペース8:10-下部ゴルジュ8:30-中部ゴルジュ11:30-C1 13:50

2日目
C1 6:50-上部ゴルジュ7:10-登山道10:00-駐車スペース13:20

装備

ラバーソール靴、30mロープ、ハーケン、カム

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